三大疾病保障の付加について 質問者 ひろさん 2014年12月16日
団体信用生命保険に金利0.3%の上乗せで3大疾病保障付ける。
もしくは民間の生命保険で同じような保障をつけたものに加入することを検討しております。
どちらに加入するか迷っております。
30歳 男性
借入額3060万、変動金利(0.539)、35年
・現在検討している保険
三大疾病保障の有期年金8万(毎月のローン負担を想定し8万とします。三大疾病保障分の保険料は65歳までで3856円、60歳までで月2768円)
個人的には60歳までには完済を考えていますので60歳プランで検討しています。
金利0.3%上乗せで毎月の負担額は変動金利がこのまま変わらないとして、総支払17242387円(月4148円)の負担増になるかと思います。
当然、金利上昇により、毎月の保障分の負担は増えると思います。
ここで、繰り上げ返済を行った場合、毎月の保障分の負担はどの程度、変わってくるのかご教授頂けたらと思います。(仮に60歳までに年20万ずつ繰り上げ返済とすると)
相対的にどちらがお得になるのか、どうぞご教授の程よろしくお願い致します。
質問投稿先 無料WEB相談
三大疾病保障の付加について 回答者 FP塚本 アキラ
三大疾病保障特約の付加についてのご質問にお答えします。
ご自身で計算されているとおりですが、あらためて数字を追っていきましょう。
変動金利0.539%、借入金額3060万円、返済期間35年と想定すると総返済額は
33,583,896円となります(パターン1)。
これに3大疾病保障の保険を掛けて0.3%の金利上乗せを行った場合の総返済額は
35,323,033円となります(パターン2)。
両者の差額は1,739,137円です。
一方、ご検討されている三大疾病保障保険の月額2,768円として計算すると総保険料は 996,480円となります。
パターン2のケースで60歳迄年間20万円の繰上げ返済を行った場合、総返済額は
34,379,107円となり、金利の節約効果は約94万円となります。
パターン1とパターン2の差額約174万円から約94万円を差し引くと約80万円となり、
三大疾病保険の総保険料996,480円に比べて約20万円の開きが生まれますね。
ただ、ご自身でもお書きになっているように変動金利ですからローン返済額は上下します。
上記の数字はあくまでも机上の計算ですのでご了承ください。
ちなみに、毎年20万円の繰上げ返済をすると、29年目にローンを完済できます。
60歳までに完済というテーマもクリアできますね。
いずれにしても、ライフプラン上のさまざまなイベントに予算をつけて、全体を見通せるファイナンシャルプランを作成しておくとさらに良いでしょう。
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三大疾病保障の付加について 質問者 ひろさん
早々なご回答ありがとうございます。もう一点お伺いしたいことがございます。
三大疾病団信を利用して繰り上げ返済を行う上で、今後どのくらいの金利上昇幅によって、どの程度保障分の負担額が変わってくるのでしょうか。
その場合も年20万繰り上げ返済をすると金利0.539の時と同じような効果(民間保険と比較した金利節約効果)は生まれるのでしょうか。
参考数値の金利として金利上昇時のシミュレーションをして頂けたら幸いです。
お手数おかけします。どうぞ、ご教授の程よろしくお願い致します。
三大疾病保障の付加について 回答者 FP塚本 アキラ
ひろさん、こんにちは。
三大疾病団信を利用して繰り上げ返済する際、金利が上昇した場合の保障部分の差額についてのご質問にお答えします。
変動金利が5年ごとに0.5%ずつ上昇したと仮定してシミュレーションしましょう
(0.839→1.339→1.839→・・・最大3.839%)。
変動金利0.839%から5年ごとに0.5%上昇、借入金額3060万円、返済期間35年と想定すると総返済額は 41,310,061円@となります。
金利上昇を想定せずに0.839%のままで計算した前回の数字が 35,323,033円でしたから、金利上昇による差額は 5,987,028円。約600万円も多く支払う結果となりますね。
当然、この額はイコール保障分の負担額増ではありません。
0.539%からスタートして上記と同様に金利が上昇した場合の総支払額は39,357,662円A。
0.839%との差額@−Aは1,952,399円となりますが、 Aに民間の保険料、996,480円Bを加えると総支払額は 40,354,142円C。
@−C=955,919円が実質的な差となります。
金利が一定だった場合の差が約74万でしたから、20万円強の保証分の負担増になります。
また、三大疾病団信を利用しつつ、毎年20万円の繰上げ返済をした場合の総支払額は
37,896,412円D。前回のよう繰上げ返済する前の数字で比較すると(C−D)
2,457,730円の差が出ますが、民間の保険を利用しつつ、毎年20万円を繰り上げた場合は 36,343,749+996,480=37,340,229円Eとなり、D−E= 556,183円の差額が生じます。
結局、金利差0.3%がありますから、繰上げ返済による効果は金利が高い方(0.839%)の方が大きくなります。従って約96万から約56万と差は縮まりますが、民間の保険に対する保険料は一定なこともあり、民間の保険を利用しながら繰上げ返済をするパターンが良いようですね。
ちなみに、20万円の繰上げ返済をすることで、双方とも29年でローンを完済できます。
三大疾病保障の付加について 質問者 ひろさん
早速、拝見させて頂きました。
分かりやすいご回答、本当に助かりました。ありがとうございます。
今後、相談会等に参加させて頂くかもしれませんが、その際はどうぞよろしくお願い致します。
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