繰り上げ返済か住宅ローン減税か 質問者 もぐらさん 2013年7月3日
はじめまして。 住宅ローンの繰り上げ返済か住宅ローン減税かシュミレーションをお願いします。
現在借りている住宅ローンの内容です。
ーーーーーーー
借入時期:H.22.6〜
金利:10年固定1.5%
金利タイプ:元金均等ボーナス併用
返済期間:30年
借入金額:3000万円(割賦払2300万円、ボーナス700万円)
住宅の分類:一般住宅
目標として10年で完済したいと思っています。
現在、1000万円の繰り上げ返済が可能です。
年200万円の住宅ローン返済用貯蓄をするようにしています。
下記3案について考えています。
(案1)
今年7月に1000万円を繰り上げ返済し、10年目に残りの残高をすべて繰り上げ返済する。
(案2)
10年目に残りの残高をすべて繰り上げ返済する。(その間の貯蓄は運用する?)
(案3)
今年7月に1000万円を繰り上げ返済し、来年からは毎年7月に200万円づつ繰り上げ返済する。(期間短縮だと住宅ローン控除が10年間うけられない?)
現在の家庭の状況は以下の通りです。
夫(32)年収800万
妻(34)年収350万(育児時短勤務)
子(4)
※今後二人目、三人目も考えています。
子供の教育費の貯蓄よりも住宅ローン早期完済を優先と考えていますが、間違っているでしょうか?
また、年200万円の住宅ローン返済用貯蓄も二人目が生まれた場合、妻の育児休暇が発生し、一時的に収入が減るかもしれないです。
以上の内容でシュミレーションをお願いいたします。
質問投稿先 無料WEB住宅ローン相談
繰り上げ返済か住宅ローン減税か 回答者 FP熊谷
もぐらさん、こんにちは。
住宅ローンのお悩みついてお答えします。
住宅ローンの繰り上げ返済と住宅ローン減税に関して、どちらを優先させるのか、という問題に関しては、シュミレーションでご案内いたしますが、住宅ローン繰り上げ返済の一番の注意点は、早期完済をすることのメリット以外に、必要な時期に資金が残せない可能性が出てくることも、十分考慮しなければいけません。
この無料相談の趣旨としては、住宅ローンの簡単な質問に答えるということなので、教育資金を含めた、ライフプラン全体のバランスについてはお答えできませんが、ライフプランシュミレーションを受けてみることで、将来の資金不足に陥いるというような最悪のケースを未然に防ぐことができるなど、将来への問題が解決できますので、ライフプランシュミレーションをすることをお勧めします。
それでは、繰り上げ返済と住宅ローン減税についてシュミレーションをご案内します。
平成22年度の住宅ローン減税は、住宅物件が、一般住宅の場合には年末残高の1% 年間最高控除額50万円となります。
<(案1)
今年7月に1000万円を繰り上げ返済し、10年目に残りの残高をすべて繰り上げ返済する>
繰り上げ返済軽減額 4、160、000円
住宅ローン減税合計額 940、000円
<合計額 5、100、000円>
<(案2)
10年目に残りの残高をすべて繰り上げ返済する。(その間の貯蓄は運用する?)>
繰り上げ返済軽減額 3、180、000円
住宅ローン減税合計額 1、640、000円
<合計額 4、820、000円>
<(案3)
今年7月に1000万円を繰り上げ返済し、来年からは毎年7月に200万円づつ繰り上げ返済する。(期間短縮だと住宅ローン控除が10年間うけられない?)>
繰り上げ返済軽減額 4、600、000円
住宅ローン減税合計額 530、000円
<合計額 5、130、000円>
シュミレーション結果は、以上になりました。
今回のシュミレーションでは、住宅ローン減税は全額対象の場合、運用益は考慮していません。
前半でご案内したように、最善の対策を慎重に検討する必要があると思います。(奥様の仕事に関して、家族が増えたあとの問題など)
たしかに、住宅ローンの繰り上げ返済の効果は大きいので、まずは、安心して返済できる計画を立ててみましょう。
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