住宅ローン控除と扶養家族の影響 質問者 Yさん 2017年4月26日
はじめまして。質問があります。
年末調整を頂く際に住宅ローン控除をいただいておりますが、扶養家族に入っている義理の母と同居しておりまして、年末調整にいただける住宅ローン控除でいただける額は下がるのでしょうか?
宜しくお願い致します。
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住宅ローン控除と扶養家族の影響 回答者 FP鈴木 美和子
Yさん、こんにちは。
扶養家族が増えた場合の住宅ローン控除についてのご相談ですね。
住宅ローン控除は、年末の住宅ローン残高に応じて税金の控除が受けられる制度になっています。
ただし、支払っている税金が戻る制度なので、支払う税金までが最大の対象金額となります。
義理のお母さんと同居することで、ご自身の支払うべき税金が減るのは、以下の場合になります。
老人扶養親族 同居老親等 控除額 58万円
※老人扶養親族とは、控除対象扶養親族のうち、その年12月31日現在の年齢が70歳以上の人をいいます。
※同居老親等とは、老人扶養親族のうち、納税者又はその配偶者の直系の尊属(父母・祖父母など)で、納税者又はその配偶者と常に同居している人をいいます。
つまり、義理のお母さんが70歳以上で同居している扶養家族の場合は、Yさんの所得が年58万円控除されて、税金が計算されることになります。
今回の義理のお母さんが扶養になることによって、ローン控除の年間受取額より支払うべき税金が下回った場合は、支払うべき税金の金額までしか控除が受けられないため、税金の戻り額は減ることになります。
ただし、所得税からひき切れない場合は、翌年の住民税(上限額13.65万円)からもひいてもらうことができます。
住宅ローン控除について、詳しく解説したページがありますので参考にしてみてください。
http://www.lifeplan-fp.com/column_2.html
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