連帯債務がある場合の新規借入審査 質問者 Mさん 2017年6月16日
ローンの借入ができるのかできないのか、できる方法があるのかを知りたいです。
現在40歳。正社員になって半年。
それまでは同じ会社で社員で2年半働き、一度パートで二年働き、また社員で働いて
ます。
現在の手取りは15万強。
7年前に離婚して二年半前に再婚しましたが、最初の結婚の際に、元旦那名義で一戸建てを全額ローン2900万で購入。連帯保証人になってました。
離婚後はその家には元の旦那が一人ですんでおり、ローン返済中みたいです。
私は離婚後いっさいその家には踏み入れてませんが、元旦那名義の家のローンの返済が終わらない限り、私はローンを組むことはできないのでしょうか?
出きれば上限1500万くらいの中古戸建てを購入したいと思ってます。
回答をおねがいします。
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連帯債務がある場合の新規借入審査 回答者 FP鈴木 美和子
Mさん、こんにちは。
元ご主人の住宅ローンの連帯保証人になっていても住宅ローンが借入できるかのご相談ですね。
住宅ローンを組めるかどうかについてはいくつかの審査基準があります。
住宅ローンの借入条件の審査基準は、1.年収 2.勤務先、3勤続年数、4、現年齢、5、返済完了年齢、6、年収に対するローン返済比率、7、延滞履歴の有無などです。
元ご主人の住宅ローンの連帯保証人になっているとのことですので、このローンの金額は自分のローンとして換算して、6の年収に対するローン返済率を計算することになります。
現在の手取りが15万ということですので、年収は約220万円とざっくり計算して試算してみましょう。
まずはMさんだけの住宅ローンで試算してみます。
1500万円で35年の借入れとすると、年間のローンの支払い額は
年間約52万円。
52万÷年収220万=約23%(返済負担率)
某金融機関の返済負担率は年収400万円未満の場合は30%以下となっていますので、23%であれば借り入れできる可能性があります。
同じように、元ご主人の住宅ローンを含めた金額で試算しなおしてみてください。
2つの住宅ローンを足して、返済負担率が30%以下におさまっていれば、借入できる可能性がありますが、超えている場合には、新たな住宅ローンは難しくなります。
考えられる対策としては、元ご主人様の借入から、連帯保証人を別の人間に変えてもらう交渉を金融機関にすることや、新たな住宅ローンを、現在のご主人様と2人で組むなどでしょうか。
難しい状況ですが、頑張ってください。
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