注文住宅の住宅ローンの組み方 質問者 Mさん 2017年7月20日
土地を購入し注文住宅を建てるよていです。
土地購入を現金決済するか、土地のみでローンを組み住宅建築時にもローンを組むのか、土地と建物で1本のローンを組むのかどれが総額を抑えられるのか解らずローンを決めかねています。
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注文住宅の住宅ローンの組み方 回答者 FP鈴木 美和子
Mさん、こんにちは。
注文住宅を建てるにあたり、どのような住宅ローンの方法が有利かのご相談ですね。
住宅ローンについて、たとえばフラット35の場合でまず考えてみましょう。
フラット35の場合は、今回のような注文住宅のケースですと、建物完成後には、土地・建物総額が融資対象になりますが、建物完成前の土地のみでは、融資が受けられないので、つなぎ融資を利用することになります。
つなぎ融資の金利は、通常フラット35の金利より高い金利で借入をすることになります。
土地代金分の現金が払えるようであれば、つなぎ融資借入はしないで、建物完成後に住宅ローンを借入をする形が有利な方法になるかと思われます。
民間の金融機関でで土地・建物を1本で借り入れる場合は、金融機関によって異なってきます。
例をいくつかあげますが
・土地・建物1本で借入れ、順々に必要資金を借り入れていく
・土地・建物は別ローンになり、建物は必要ごとに分割融資
・土地と建物は別ローンで、土地は先に借入れ、建物部分はつなぎ融資を別に借り入れて、必要資金を順々に支払っていく
などあり、契約書が1枚であれば保証会社手数料が1回分、2枚になれば2回かかる、つなぎ融資を受けた場合はつなぎ融資に対して融資手数料がかかる、つなぎ融資の金利は各社によって異なるなど、さまざまなケースがあります。
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