親子ローンの住宅ローンの借り換え 質問者 Kさん 2018年1月18日
親が年金生活になったため、住宅ローンの残債を引き継ぎたいと考えています。
このローンは、もともと私と父親との親子ローンで契約したものです。
住宅や土地にはわたしの持分はなく、私自身は別途マンションを購入して居住してい
ます。
親子ローンの金利は高いので借り換えをしたいのですが、自己の居住用でなければ住宅ローンの設定はできないのでしょうか?
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親子ローンの住宅ローン借り換え 回答者 FP鈴木 美和子
Kさん、こんにちは。
自分が居住しない住宅のローンを、Kさんが組むことができるかどうかのご相談ですね。
住宅ローンは、ご自身の親族のために組むことは、住宅ローン借り換え自体は条件があえば可能かと思われます。
ただし、借り換えは、現在のローンを同形態で借り換える、ということになりますので、基本的にこのままの状態で借り換えるとすると、再度お父さんとKさんのおやこローンとして借り換えることになります。
もしKさんご自身一本のローンにしたいのであれば、まずは今の親子ローンをKさんだけのローンに変更する必要がありますので、現在借り入れている金融機関に相談してみてください。
今回のように、自分が持分をもっていない家のローンを引き継ぎたい場合、贈与税が発生する可能性があります。
贈与税がかからないようにされるのであれば、引き継ぐ住宅ローンの残高を持分として登記することになるかと思われますが、その金額の計算なども事前に税務署に相談して持分を決めるとよいと思われます。
また、Kさんがローンを引き継ぐにあたり、現在お住まいの住宅で、もしローンを組んでいるのであれば、そのローンも含めた金額で住宅ローンの返済負担率が計算されると思われますので注意しましょう。
引きつぐ住宅ローンの金利が高いということで、他行での借り換えを考えているのであれば、借り換えを行うのは諸費用なども新たにかかってきますので、今回Kさん1本にするにあたり、金利についても見直してもらえるように金融機関に相談されてみてもいいかと思われます。
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