住宅ローンの総借入額と住宅ローン減税 質問者 あこさん 2013年10月24日
はじめまして。
今回マンション購入の際の住宅ローンで悩んでいます。
自分ではどちらの方がいいのかよく分からないので、シュミレーションをお願いしたいと思い投稿させていただきました。
よろしくお願いします。
2460万のマンション購入で、頭金500万、借り入れ1960万返済期間25年で考えていましたが、この度兄が500万貸してくれることになりましたので、借り入れは1460万になります。
返済期間は25年のままです。
兄から借り入れた分に関しては、金利が付かないので、少しでも返済が楽になるだろうとの配慮です・・。
そこでですが、住宅ローンの借り方なんですが、住宅ローン減税もあるのでどちらの方が良いでしょうか?
1、頭金1000万にして借り入れを1460万にして返済する。
最初の10年は繰り上げ返済をせず、減税が終わる11年目から繰り上げ返済も含めて返済していく
2、頭金500万、借入1960万。
最初の10年は繰り上げ返済せず、11年目から兄からの500万と貯蓄から繰り上げ返済していく。
ちなみに返済は変動金利利用。
現在0・775%を提示されています。将来はわかりませんが・・。
どうぞよろしくお願いします。
質問投稿先 無料WEB相談
住宅ローンの総借入額と住宅ローン減税 回答者 FP熊谷
あこさん、こんにちは。
住宅ローンの質問についてお答えします。
2013年度の住宅ローン減税は、年末残高2、000万円までの1%、最大年20万円までが住宅ローン控除対象になります。
それでは、住宅ローンの借入金額と住宅ローン減税、どちらを優先させるべきか、概算値のシュミレーションをご案内します。
シュミレーションの条件は、2パターンで比較しています。
1.借り入れ1、460万円の場合
2、借り入れ1、960万円 住宅ローン減税終了後500万円繰り上げ返済する場合
ただし、この条件で比較すると、1番の毎月の返済金額は、53、549円に対して、2番は、毎月71、887円と、返済額にだいぶ差があり、同じ条件の比較とは言えないので、条件を近づけるためには、1番のケースを71、800円の返済になるように、返済期間を短くして計算しています。(返済期間は18年で同じぐらいになります)
<借り入れ1460万の場合>
総利息額 1、056、488円
住宅ローン減税合計額 1、036、400円
<住宅ローン減税による利息負担額 20、088円>
<借り入れ1、960万円 住宅ローン減税終了後500万円繰り上げ返済する場合>
総利息額 1、489、720円
住宅ローン減税合計額 1、557、800円
<住宅ローン減税による利息負担超過額 68、080円>
シュミレーション結果では、このような結果になりました。
住宅ローン減税終了まで、借入額を多くして、終了後に繰り上げ返済する方が有利なようです。(1番は、利息額の方が大きいですが、2番は、住宅ローン減税の戻りの方が、総利息負担額を超えるようです)
ただし、今回の条件は、金利が変わらない場合で、住宅ローン減税も全額対象の場合なので、金利上昇などにはご注意してください。
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