住宅ローンについて 質問者 ハヤトさん 2014年3月23日
現在、二世帯住宅を建てようと、ハウスメーカーをいろいろまわっています。
土地から探さなければならないので、ハウスメーカーに依頼しています。
そのハウスメーカーにFPの方がいまして、住宅ローンの組み方について、いろいろとご相談しました。
実は、家を建てたあと、介護の会社で起業をしようと思っていて、開業資金のこともあり、あわせて相談したところ、現在の貯金は全て子供の教育費にまわし、開業するならキャッシュが必要なので、頭金なしでローンを組んで月々の支払いは多少貯金を取り崩しても、開業資金にまわしたほうがいいといわれました。
おっしゃることはよくわかるのですが、住宅ローンを組むのに、まったく頭金を入れないと、そうとう大きな金額になり、とても不安です。また、起業したあと、事業が軌道にのるまでに毎月大きなローンを支払うのも不安です。
ちなみに、私は現在51歳で、住宅ローンのシミュレーションをしてもらったら、約5,000万くらいは借りられるということでした。
もちろん、二世帯住宅なので、それでは建たないから、足らない分は親から借りて頭金にする予定ですが、住宅ローンをぎりぎりまで借りたほうがいいか、それとも現在の貯金から少しでも頭金に回したほうがいいか、いかがでしょうか?
※退職金は約2,000万円入ります。
質問投稿先 無料WEB相談
住宅ローンについて 回答者 FP藤本 崇
ハヤトさん こんにちは。
「これから起業する予定で、現在二世帯住宅の購入を考えているが、住宅ローンの借入額と頭金をどうすべきか」
というご質問にお答えしたいと思います。
まず大きく今後の計画に影響してくる要素がいくつかあります。
1.ハヤトさんの新規事業の資金計画
2.購入に用意できるハヤトさんの手持ち資金
3.ご両親から援助していただける資金
4.申し込み後のローンの支払い計画(誰がいつまでどのくらいの金額を負担していくのか)
5.ご家族に資金的な援助を行うだけの十分な資産があるのか、奥様やその他の収入状況
上記をひとつひとつ詳細にみていく必要がありますが、1の新規事業については一般的には非常に予測のたてにくい収支状況になるのではないかと思います。
当面の支出が細かく計画されているのであれば、その分の費用分は確実に確保しておかなければならないでしょう。
また、予想外の出費や売り上げ面は低く見積もるなど、余分な資金を確保する必要があると思います。
2、ハヤトさんの手持ち資金が今後確実に必要となってくるお子さんの教育資金と事業資金で消化されてしまう場合、住宅ローンの頭金に回すことは事実上不可能でしょう。
この場合、3、のご両親から援助をしてもらえる資金額が重要になってきます。
通常借り入れ額は将来にわたっての月々の支払余力から決定する方がよく、借り入れ可能額から考えるとリスクが高まります。
4の申し込み後のローンの支払い計画も重要になります。
住宅ローンは長期の支払契約になりますので、現時点だけでなく返済期間満了までに起こりうるリスク分を考慮しておく必要があります。
例えば、ご両親にローン返済の一部分を頼っていた場合に、ご両親に万が一のことがあったときそれでも支払っていける余力があるか、ハヤトさんの事業が予想より厳しく推移した場合、満了期間までの支払いは確保できるかという点になります。
5、その他の要因としては、ご家族にどれだけの資金的な援助を行うだけの十分な余力資産があるのか、奥様やその他の収入状況など総合的に見ていく必要があります。
退職金が2000万円見込めるということですので、その分を考慮した返済計画に住宅ローンの借り入れ額を設定する形となるかと思いますが、一番厳しいのはこれから新規事業を立ち上げてから収入が安定して確保できるまでで、その次にいかに早く住宅ローンを単独で払える状況まで事業を軌道に乗せるかという点です。
ご年齢的にも新規事業をされるという点でも、今しか家を購入して住宅ローンが組めないというご心配あるかと思いますが、支払いがとん挫した場合、事業と住宅両方が危険にさらされるという点は十分考慮された方がよい点だと思います。
いただいた情報からだけでは、大変難しい判断になりますがもし教育資金と事業資金でほぼ支出が固いのであれば事実上頭金に回すのは難しいという点と、リスクをなるべく下げるために購入額と借入額を最小限まで抑えるように見直されることをお薦めします。
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