離婚時、住宅ローン保証人の問題 質問者 Sさん 2018年2月2日
現在 住宅ローンを35年で組んでいます。
残22年 2300万残っています。
名義人は夫で連帯保証人が妻です。
このたび離婚を考えており保証人を外しおきたいと思い相談しました。
銀行に問い合わせた所 保証人を外す事は無理との回答でした。
予定では妻、子が家に住み夫が住宅ローンを払う予定です。
高校卒業までの期間限定です。
どうしても保証人を外したければ婚姻中に借り換えをする方法でよいのでしょうか?
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離婚時、住宅ローン保証人の問題 回答者 FP鈴木 美和子
Sさん、こんにちは。
妻を連帯保証人からはずしたい、というご相談ですね。
現在お借り入れの銀行に相談して、保証人をはずすのは難しいという回答だったとのことですね。
まず借り換えをすることで、連帯保証人をはずすというのは新たな金融機関の合意を得るのが難しいことではあります。
通常、住宅ローンの借り換えは、現状の住宅ローンを同じ状態で借り換えを行いますので、妻が連帯保証人の場合は、借り換え時も妻が連帯保証人になるからです。
上記方法が可能な金融機関が見つからない場合には、手段として、現在の金融機関に奥さまの代わりに連帯保証人になってくれる、たとえばご両親など、人を探して、奥さまと入れ替わることで、奥さまを連帯保証人からはずせることが可能か交渉する方法です。
なお、奥さまの代わりに連帯保証人になれる方は、通常の住宅ローンを借り入れできる審査に通らなければ認められないと思われます。
住宅ローンの借入条件の審査基準は、
1.年収 2.勤務先、3勤続年数、4、現年齢、5、返済完了年齢、6、年収に対するローン返済比率、7、延滞履歴の有無
などです。
こちらを考慮した上で、奥さまの代わりの連帯保証人を用意して、再度お借入中の金融機関に相談してみてはいかがでしょうか。
なお、連帯保証人を変更できるかどうかは、あくまで金融機関の総合的な判断によりますので、ご了承ください。
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