繰り上げ返済と住宅ローン減税 質問者 トートさん 2014年2月27日
初めまして ホームページを拝見させていただき、ぜひご相談したくメールしました
2013年9月に夫婦で 借り入れをし新築住宅を建てました。
借り入れは
夫
1000万円:30年固定金利 2.05%
1000万円:35年変動金利
現在 0.95%
妻
1000万円:30年固定金利 2.05%
1000万円:35年変動金利 現在 0.95%
二人で合計4000万円 です
二人とも無知なため、繰り上げ返済と減税はどちらがお得なのかと
また、繰り上げ返済をする場合 固定と変動どちらを優先したらよいのかが分からなく ご相談した次第です。
わかりずらい文章で申し訳ございませんがよろしくお願いいたします
質問投稿先 無料WEB相談
繰り上げ返済と住宅ローン減税 回答者 FP熊谷
トートさん、こんにちは。
住宅ローンの繰り上げ返済の質問についてお答えします。
トートさんのような、固定金利と変動金利を組み合わせて住宅ローンを組まれている方は、どちらから返済するべきかは非常に悩むところだと思います。
まず、住宅ローン減税を優先させるべきかというところからご案内します。
例として、変動金利の借り入れ分を、今すぐ200万円繰り上げ返済する場合と、住宅ローン減税終了後に繰り上げ返済する場合の比較は下記になります。
<今すぐ繰り上げ返済>
繰り上げ返済軽減額 669,000円
住宅ローン減税 594,000円
合計 1,263,000円
<住宅ローン減税終了後に繰り上げ返済>
繰り上げ返済軽減額 464,000円
住宅ローン減税 782,000円
合計 1,246,000円
このように、金利の低い変動金利の場合でも今すぐ繰り上げ返済をしたほうが有利なようなので、金利の高い固定金利の場合でも、住宅ローン減税は意識する必要はなさそうです。
それでは、変動金利と固定金利、どちらから先に返済すると良いかということですが、当然繰り上げ返済の効果としては、金利の高い固定金利から返済したほうが有利になります。
しかし、元々、半々のミックスローンにした理由も、金利上昇に備えてのことと思われます。
せっかくの固定金利を、先に返していくのは、金利上昇への備えとしてはリスクになりますので、どちらを優先させるかというのは選択としては難しい質問ですが、借入比率を変えずに、固定金利と変動金利を、2つ同額ずつで返済していくのが無難かもしれません。
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