海外赴任中の住宅ローン審査 質問者 Wさん 2018年9月16日
海外赴任中 住宅ローン取り組みはできますでしょうか。
何件か金融機関をあたりましたが、断られてしまいました。
質問投稿先 無料WEB相談
海外赴任中の住宅ローン審査 回答者 FP鈴木 美和子
Wさん、こんにちは。
海外居住中で、日本国内にご自身の住まいを購入したいというご相談ですね。
まず金融機関は、しばらくお住まいにならないということですと、使用目的を聞いてくるかと思われます。
住宅ローンは、ご自身が住むために購入する住宅に対して、低い金利でローンを貸します、という仕組みだからです。
そのため、ご自身がしばらく居住する予定がないのに、金利が優遇をされている住宅ローンで家を買うのは難しいのです。
たとえばWさんがそう遠くない将来帰国する予定で、生計を一にするご家族が、購入した物件に住むのであれば、住宅ローンは通常どおり組める可能性が大きいと思われます。
住宅ローンには、一般的に以下の資料の準備が必要になります。
・住民票
・印鑑証明書
・課税証明書
海外赴任中の方の住宅ローンの申込の場合には、上記資料の代わりに以下の書類で対応します。
@課税証明書 ⇒ 勤務先より公的な給与証明書を入手する
※会社によっては、一部日本円で支給し残りを赴任先海外通貨で支給している場合もあり、これによって国内部分の証明書が取れる場合は、提出する場合もあります。
A印鑑証明書⇒サイン証明書(赴任先の大使館もしくは領事館にて取得)
B住民票⇒在留証明書(赴任先の大使館もしくは領事館にて取得)
その他所定の手続きに関しては、通常の住宅ローン手続きと変わりませんので、帰国するタイミングに合わせて、金融機関での手続きが進むように行います。
この無料相談では、具体的なローンや金融機関名はお伝えできないルールになっております。
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