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住宅ローン審査について　 質問者 Ｅさん 2018年6月28日

いずれ住宅の購入をかんがえております。
現在はまだ借金があり、100万円程カード会社に借りているのと、職場内の信用組合
で150万円程借りています。

カード会社の方を返済すれば職場内の信用組合で4000万のローンを組むことは可能ですか？

35年返済でかんがえております。
職場内の借り入れの現在の返済額は4万です。
年収は約500万の勤続年数6年の地方公務員です。

質問投稿先　無料WEB相談

　住宅ローン審査について　　回答者　ＦＰ鈴木　美和子

Ｅさん、こんにちは。
職場内の信用組合での借入が住宅ローンの審査に影響するかのご相談ですね。

職場内での信用組合であっても、金融機関ですので、住宅ローンの審査には影響してきます。

住宅ローンの借入条件の審査基準は、１.年収　２.勤務先、３勤続年数、４、現年齢、５、返済完了年齢、６、年収に対するローン返済比率、７、延滞履歴の有無などです。

Ｍさんは信用組合の残債がありますので、そちらの影響をみていきましょう。

１．信用組合のローンの残債１５０万円の影響

まず、住宅ローンの審査の際には、６の、年収に対するローン返済比率が見られます。

Ｍさんは、信用組合のローンの返済額が「毎月４万円」ですね。
住宅ローンの金利は、長期固定金利の１．３７％で試算します。
年収は５００万円で試算します。

４０００万円で３５年の借入れとすると、年間のローンの支払い額は年間約１４４万円。
これにカードローンの借入れ年間４８万円を足し、
＝合計約１９２万円となります。

１９２万円÷年収５００万円＝約３８．４％（返済負担率）

参考例での金融機関の住宅ローン審査の返済負担率は、

年収400万円以上　の場合は３５％以下

となっていますので、３８．４％ですと、返済負担率で判断すると借入が難しい可能性があります。
返済負担率だけではなく、一般的にローンの残債があることで審査が厳しくなる金融機関もありますので、金融機関の選定も大切です。

また、職場の信用組合がＭさんにとって最適な金融機関であるかどうかは、文面だけからでは判断できないところです。
同じ金利、同じような条件の金融機関は他にも多くあると思われますので、慎重に選定されるとよいと思われます。
この無料相談では具体的な金融機関名はお伝えできないルールになっておりますので、ご了承ください。

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