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借り換え後の繰上げ返済の効果　Ｋさん 　2018年10月23日

住宅ローンの借り換えを検討しています。
今の金利より低い金融機関に借り換えた場合のシミュレーションでは、総額が50万程下がる結果が出ました。

（約1500万のローンを23年、1.000％→0.428％）

借り換え後に繰り上げ返済をした場合について、下がる予定の総額50万円は、変わらないのでしょうか。
それとも繰り上げ返済をすると下がる予定の総額は変わるのでしょうか。
(借り換え後の金利は23年間、変わらない前提)

質問投稿先　無料WEB相談

　借り換え後の繰上げ返済の効果　 回答者 ＦＰ鈴木　美和子

Ｋさん、こんにちは。
住宅ローンを繰上返済した場合に、どのように総利息額が変わるかのご相談ですね。

質問の内容から推測した回答になりますので、趣旨がずれていればご容赦下さい。

現在の借り換え条件では、５０万円節約できるが、繰上げ返済をしていくことで、５０万円よりも低い効果になってしまうか・・・というような質問と解釈しましたが、正しかったでしょうか？

上記についてですが、仮定として、すぐに３００万円程度繰上げ返済が可能として比較してみます。

１．現在の１％の金利で借りているローンの総利息

約１，７９７，０００円

２．０．４２８％に借り換えた場合のローンの総利息

約７５２，０００円

３．現在の住宅ローンを３００万円繰り上げ返済した場合の総利息

約１，１２２，０００円

３．借り換えた１カ月後に、３００万円繰上返済した場合の総利息

約４７８，０００円


１と２は、利息のみの比較ですが、繰上げ返済の前では、１０４万円の差額となります。

３と４は、３００万円を繰り上げ返済した場合の利息のみの比較ですが、６４万円のさがくとなります。

借り換えの諸費用がいくらかにもよりますが、繰上げ返済の余力がある場合には、上記のように、５０万円以下のメリットとなる可能性はあります。

また、借換えの予定の住宅ローンが変動金利のご予定でしたら、金利が上昇しますと、住宅ローンの総利息額が上昇してしまいますので、そういった際の対処なども検討されておくとよいと思われます。

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