買い替えの残債が残る住宅ローン審査 Tさん 2019年4月30日
現在ある持ち家を売り新たに物件を購入したいのですが持ち家のローンと売値に差額が発生するのでその分も借り入れが必要でそれにその他のローンを足して新たな物件とリフォーム代を足すとローンが通らない。
現状のその他のローンの払いも厳しいのでまとめたい。
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買い替えの残債の残る住宅ローン審査 回答者 FP鈴木 美和子
Tさん、こんにちは。
買い替えの残債とリフォームの代金も含めて審査に出すと、ローンが通らないというご相談ですね。
現在お住まいの家の残債+新しい家の購入額+リフォーム代を住宅ローンで借り入れしたいということですね。
住宅ローンの借り方としては、こういった方法での借り入れも可能ではあるので、今回Tさんが審査がおりないと言う事であれば、住宅ローンを借り入れる審査に、どこかの部分でひっかかっているということになります。
住宅ローンの借入条件の審査基準は、
1.年収 2.勤務先、3勤続年数、4、現年齢、5、返済完了年齢、6、年収に対するローン返済比率、7、延滞履歴の有無
などです。
たとえば、6の年収に対するローン返済比率を考えてみますと、金融機関によって
異なりますが、一般的に、住宅ローンの返済負担率は30〜35%以下となっています。
新しい住宅ローンの年間返済額(残債やリフォーム代を含む)/所得=返済負担率
もし、負担率がオーバーしているようであれば、リフォームローンは、住宅購入後に利用するなどの必要があるかもしれません。
また、その他の部分で、審査に影響があるようなものがある可能性もありますので、
住宅ローンの審査をクリアするために、ひとつひとつの問題を整理していく必要が
あるかもしれません。
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