親子リレーローンの債務整理の影響 Tさん 2019年12月6日
家族に内緒で、私は2018年2月に債務整理をし、2024年9月に完済予定です。
2020年に母が家を購入予定で、母が組むフラット35の親子リレーローンに私は審査が通るのでしょうか?
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親子リレーローンの債務整理の影響 回答者 FP鈴木 美和子
Tさん、こんにちは。
債務整理を行い、現在返済中でも住宅ローンが組めるかのご相談ですね。
一般的に、住宅ローン審査は、ローンを組む方の年収、勤務先、仕事内容、信用情報を元に、その人にローンを貸し出せるか審査されるものです。
信用情報で債務整理や、ローンに今まで延滞があるかどうかなどの支払い状況などが
確認できるものです。
この信用情報を調べたときに、債務整理の履歴や、過去の遅延暦があると、住宅ローンを借り入れることはできません。
Tさんはフラットの親子リレーローンに申し込みをされたいということですが、お母様だけではなく、Tさん自身にも信用情報の審査がかかります。
債務整理を行ったという信用情報は、5年程度残っています。
この情報が消えるのは、債務整理を開始したタイミングではなく、債務を完済してから5年、という意味になります。
債務整理の信用情報は5年程で消えますので、完済してから5年以上たてば、住宅ローンの「融資を受けられる可能性が出てくる」、と考えていただくとよいでしょう。
今回のケースですと、お母様のローンの借入に関しては、お母様単独の借り入れにするか、難しければ、Tさんに他のご兄弟がいらっしゃれば、他の兄弟に親子リレーローンに入ってもらうなど考える方がよろしいかと思われます。
しかしながら、借り入れた後にローンの名義変更を行うことは困難と思われますので、よく検討されてみてください。
また、住宅ローンを融資してもらえるかどうかは、信用情報以外にも以下のような条件を満たす必要があります。
住宅ローンの借入条件の審査基準は、
1.年収 2.勤務先、3勤続年数、4、年齢、5、年収に対するローン返済負担比率、6、延滞履歴の有無
などです。
借り入れにあたり、他の部分に関してもクリアできるかどうか、ご検討されてみてください。
上記参考にしてみてください。
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