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住宅ローン控除の名義変更　 Kさん　 2020年1月24日

2018.１２月に3800万の新築マンションを購入し、昨年今年と住宅ローン控除を貰いました。
マンションの名義とローンの名義は100%主人。
ただ、私も共同で返済するといった形で住信sbi銀行で変動金利の住宅ローンを組んでいます。

ただ、主人の年収が400万くらい私が700万くらいです。
ふとネットで住宅ローン控除を検索した際に高収入の人のが控除額が多い事をしり、ローンの名義を書き換えた方が良いのか気になり、相談させて頂きました。

離婚するつもりもなく、今後も２人でローン返済を考えています。

質問投稿先　無料WEB相談

　住宅ローン控除の名義変更　 回答者 ＦＰ鈴木　美和子

Ｋさん、こんにちは。
住宅ローン控除を奥様も受けたい場合のご相談ですね。

住宅ローン控除は、住宅ローンの年末残高の１％が、債務者の支払う税金から控除される制度で、住宅の負担割合に応じて金額が決められます。

収入によっては住宅ローン減税を全額受け取れない場合があります。
今回のケースも住宅ローン控除対象金額が最大金額まで受け取れていない可能性があるとお考えとのことですね。

しかしながら、連帯債務の場合の住宅ローン減税の受け取り金額は、住宅購入時の登記持分割合で決まるものなので、たとえ途中で名義変更登記をしても、住宅ローン減税の割合は変わりませんので、名義変更をするメリットはないと思われます。

住宅ローン控除を受けられない部分については、早めに繰り上げ返済をするなどし、少しでも支払い利息を減らしていくとよいでしょう。

住宅ローン控除を受け取れる計算式を記載しますので、参考にしてみてください。

・住宅ローン減税額をいくらまで受け取れるか

＜住宅ローン減税額を確認する＞
毎年末の住宅ローン残高の金額の1%

＜所得税の計算＞
「源泉徴収票」を見て頂き、「源泉徴収税額」を見てください。
この「源泉徴収税額」が「所得税」になります。

＜住民税＞
住民税から引く場合は、住宅ローン減税額が所得税額だけでは引ききれなかった場合に、翌年の住民税から次の金額を限度に控除されます。
前年課税所得の7％、上限額が13.65万円となります。

この所得税と住民税（上限まで）を足した金額までが、受け取れる額になります。

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