住宅ローン控除対象範囲 Yさん 2020年1月18日
お世話になります。
2019年11月に中古戸建を購入し、年内に引っ越しを終えました。
築20年以上経過している木造住宅ですが、瑕疵担保保険の付保証明書があり、住宅ローン控除が受けられると聞きました。
色々と確定申告の申請書類を見てみて、てっきり年末の残高の1%が戻ると思っていましたが、物件の購入額との少ない方の1%と書いてありました。
購入額は1800万円で、融資額は2100万円です。その差額は、印紙代、火災保険代、司法書士への登記委託代、ストーブやエアコン設置費用、家電・家具代となっております。
こちらの部分も控除の対象となるのかどうかをお教えいただきたいと思います。
含まれるかどうかで還付額に数万円の差が出ますので、対象になるのであれば含めたいと思っています。
どういう書類の出し方をすればいいか(見積書や領収書は全てあります)教えてください。
よろしくお願いいたします。
質問投稿先 無料WEB相談
住宅ローン控除対象範囲 回答者 FP鈴木 美和子
Yさん、こんにちは。
住宅ローン控除で対象となる金額のご相談ですね。
住宅ローン控除は、ご存じの通り、
「住宅の取得等の対価の額又は費用の額が住宅ローン等の年末残高の合計額よりも少ないときは、その取得等の対価の額又は費用の額」
と記載があるとおり、年末残高ではなく取得等の対価または費用になります。
No.1213 住宅を新築又は新築住宅を取得した場合(住宅借入金等特別控除)
国税庁ホームページ
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1213.htm
それでは取得等の対価として、含められる金額はなにかと申しますと、国税庁のホームページをまとめてみるとこのようになります。
<含められるもの>
・新築の場合は住宅用家屋の新築工事の請負代金の額
(その敷地の用に供されることとなる土地等の取得を含む)
・取得の場合には住宅用家屋の売買代金の額
(その敷地の用に供されることとなる土地等の取得を含む)
・建築の請負業者以外の建築士に支払った家屋の設計料
・住宅用家屋と一体として取得した電気設備等の附属設備の取得対価
<含められないもの>
・売買契約書等に貼付した印紙
・不動産仲介手数料
・不動産取得税等及び登録免許税
※ただし、一般的な回答であり、具体的な取引等に適用する場合においては、この回答内容と異なる課税関係が生ずることもあります。
家電等は、以下のように書いてあります。
住宅用家屋と一体として取得した電気設備等の附属設備の取得対価については、本来住宅用家屋の新築等の対価の額とはいえないものですが、その取得対価は住宅用家屋の新築の工事の請負代金の額又は売買代金の額に含まれており区分が困難であること、また、増改築等の場合には、租税特別措置法第70条の2第2項第4号カッコ書き又は第70条の3第3項第4号カッコ書きの規定により家屋と一体となって効用を果たす設備の取替え又は取付けに
係る工事が含まれることとされていることから、新築等の対価に充てられたものとみて差し支えありません。
ということなので、住宅用家屋と一体として取得した場合は含み、ご自身で購入したものは含まれないと思われます。
住宅用家屋の新築等の対価又は増改築等の費用の範囲 国税庁ホームページ
https://www.nta.go.jp/law/shitsugi/sozoku/17/05.htm
火災保険料も所得費には含まれません。
参考にしてみてください。
回答内容に対する、返信は下記フォームよりお願いします。
※返信用フォームには、本人になりすましての返信を防止するため、ご質問申し込みフォームと同一のメールアドレスを入力してください。
メールアドレスが、不一致の場合には返信を致しません。
住宅相談FPサポートセンターでは、住宅購入時・住宅ローンの見直しなどで、ご相談者の立場に立った、完全中立的立場より、住宅相談の経験豊富なファイナンシャルプランナー(CFP資格者)がご相談にお答えします。
<お得な相談方法>
住宅購入相談、住宅ローン相談は、相談会に参加するとお得!
住宅購入・住宅ローン相談会詳細はこちら
住宅ローン借り換え相談をお得に利用できる相談会を開催しています。
通常33,000円(消費税込)の相談料金が、11,000円(消費税込)の参加費だけでご利用可能です。
住宅ローン借り換え相談会はこちらから
失敗しない住宅購入の方法が学べる、WEBレッスン!
住宅購入WEBレッスンはこちら
失敗しない住宅ローン借り換えの方法が学べる、WEBレッスン!
住宅ローン借り換えWEBレッスンはこちら
出張相談対応エリア: 東京都・埼玉県・神奈川県・千葉県
(その他のエリアにつきましても、当事務所のファイナンシャルプランナーや、信頼できる提携ファイナンシャルプランナーが対応出来る場合もありますので、お声掛けください)
住まいづくりのトータルサポート
「住宅ローン」「資金計画」「ハウスメーカー選び」「ライフプラン」などトータルでアドバイスします。
【詳細はこちら】
住宅ローンの借り換え相談で100万円以上の節約も可能!!金融機関選び、金利タイプの選択など経験豊富なFPにお任せください。 【詳細はこちら】
不動産投資をこれから考えている方。
リスクを減らし、最大限の高効率な不動産投資を実現するお手伝いをします。
【詳細はこちら】
サイトメニュー
相談メニュー
トピックス
埼玉県 イベント
東京 日本橋 イベント
大阪 イベント
無料WEB住宅ローン相談
住宅選びお役立ち情報