二世帯住宅の増改築後登記方法について 質問者 マハルさん 2014年3月6日
初めまして、両親の住む実家を増改築し、二世帯住宅にしようと考えています。 (1階部分は両親居住、2階部分は子世帯居住。玄関や水周りを2つずつにし、内部で行き来できないような完全に分離した二世帯住宅です)
増改築にかかる費用は私が全額住宅ローンにて調達します(2000万円程) 現在建物は父親名義になっており、今のまま増改築を行うと住宅ローン控除要件の「自己が所有し、かつ、自己の居住の用に供する家屋について行う増改築等であること。 」を満たさないため、着工前に一部持分の贈与を受け、引渡し時に最大限住宅ローン控除を受けれる持分比率で登記を行おうと思っていましたが、増改築後の二階部分の面積は全床面積の二分の一に足りないため、「床面積の2分の1以上の部分が専ら自己の居住用に供するものであること。」という要件を満たさないのではないか、という不安があります。
増改築後の間取りでは、「共有登記」「区分登記」が可能だと思われますが、どのような形、手順で登記を行うと住宅ローン控除の恩恵を最大限受けれるようになるでしょうか?
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二世帯住宅の増改築後登記方法について 回答者 FP鈴木 美和子
マハルさん、こんにちは。
ご実家の増改築での住宅ローン控除のご相談ですね。
このような形での二世帯住宅の場合、持ち分比率によっては親子間での贈与税が発生する場合もあり、慎重に行う必要があります。
場合によっては、事前に持ち分をお父様から買い取りが必要な可能性もあります。。
また、相続時精算課税制度などを活用して、建物所有者をお父様からマヒルさんに、事前に譲渡するなどの手も考えられます。
いずれにしろ、床面積が2分の1に満たない、とのことですので、住宅ローン控除の要件を満たせるのかどうかは、お近くの税務署にご相談されて、確認いただいたうえで、検討されることをお勧めいたします。
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