フラット35 7月の金利はどうなる? 質問者 Sさん 2013年6月19日
住宅購入手続き中で、フラット35の利用を考えています。
6月中に手続きをするほうが良いか、7月に手続きをする方が良いのか、どちらがお得でしょうか?
ソニー銀行は、7月の長期固定金利を下げているようですが、フラットも下がりますか?
質問投稿先 無料WEB住宅ローン相談
フラット35 7月の金利はどうなる? 回答者 FP熊谷
Sさん、こんにちは。
フラットの実行金利は、毎月変わりますので、少しでも条件の良い月が選べればというお気持ちはわかります。
ただ、金融機関のスケジュールもあるので、簡単に6月か7月かと選択するのは難しいと思います。
来月の実行金利がどうなるかといことですが、参考情報として、フラットの金利がどのように決まるのかをご紹介します。
フラット35は、住宅金融支援機構と民間金融機関が提携して、提供している、全期間固定金利型の住宅ローンです。
各金融機関が窓口になり、貸し出しした住宅ローンを、住宅金融支援機構が全額買取をして、債務を担保に、債権を発行する住宅ローン商品になります。
この債権の基準金利を決める際に、指標としているのが新発10年国債の金利なので、フラットは、新初10年国債の金利に、連動して金利設定されているといえます。
ただ、基準日がいつの金利で、決まるかなどは、公表されていないので、来月の金利を正確に予想するのは難しいことです。
過去のデーターを見ると、フラット35の金利は、10年国債金利の前月の、月の後半の金利で決定しているのかと思われますが、これも不確かなことなので、参考値程度で考えてみてください。
それでは、過去のフラット35の金利と、10年国債の金利を比較してみましょう。
(10年国債金利は、財務省のホームページを参考にしています、フラット35の金利は、住宅金融支援機構ホームページに公表されている最多金利を参考とします)
融資年月 | フラット最多金利(%) | 前月の10年国債金利幅(%) |
2013年6月 | 2.03% | 0.563~0.937% |
2013年5月 | 1.81% | 0.442~0.648% |
2013年4月 | 1.80% | 0.514~0.678% |
2013年3月 | 1.99% | 0.681~0.817% |
2013年2月 | 2.01% | 0.733~0.835% |
2013年1月 | 1.99% | 0.682~0.799% |
2012年12月 | 1.81% | 0.730~0.789% |
2012年11月 | 1.85% | 0.764~0.799% |
2012年10月 | 1.88% | 0.774~0.823% |
2012年9月 | 1.89% | 0.744~0.874% |
2012年8月 | 1.84% | 0.733~0.831% |
2012年7月 | 1.94% | 0.811~0.878% |
2012年6月 | 2.01% | 0.847~0.903% |
2012年5月 | 2.07% | 0.902~1.028% |
2012年4月 | 2.16% | 0.972~1.056% |
2012年3月 | 2.13% | 0.961~1.001% |
2012年2月 | 2.18% | 0.945~1.016% |
2012年1月 | 2.14% | 0.975~1.082% |
2011年12月 | 2.21% | 0.961~1.082% |
2011年11月 | 2.20% | 0.972~1.056% |
2011年10月 | 2.18% | 0.981~1.075% |
2011年9月 | 2.26% | 1.010~1.095% |
2011年8月 | 2.35% | 1.081~1.182% |
2011年7月 | 2.39% | 1.093~1.177% |
2011年6月 | 2.49% | 1.132~1.219% |
2011年5月 | 2.63% | 1.217~1.333% |
2011年4月 | 2.63% | 1.209~1.300% |
2011年3月 | 2.54% | 1.244~1.352% |
2011年2月 | 2.55% | 1.162~1.266% |
2011年1月 | 2.41% | 1.127~1.266% |
ここ最近の金利は上記のようになっています。
6月のフラットの金利が上昇したのは、5月の国債金利が、前半の0.5%台から0.9%を超える上昇があり、最終的には0.8%台で、5月後半を向かえていました。
今月の国債金利は、0.809〜0.872%となっています。
昨日(6月18日)の10年国債金利は、0.82%です。
過去の数字で判断すると、このまま国債金利が変わらなければ、来月は少し下がるのかとも思いますが、月の後半に思いもよらず、日本国債の金利が上昇しないとも言えないので、現段階では不確実なことです。
しかし、今月のフラット35の金利は、過去の金利と比べても、短期金利との差が少ない、固定金利としては、低水準な金利であることは間違いありません。
金利の上昇がいつ起こるかは予想が難しいことなので、過去の金利を見比べて、低水準な金利の時期であれば、実行できるときに契約するのが良い方法ではないかと思います。
契約を来月にして、結果的に下がれば良いですが、金利が上がってしまった時には、来月下がってもしょうがないと決断して今月中に契約するときより、後悔が多いような気がします。
ご決断がどちらにしても、この時期のフラットは、大変メリットが高いと思います。
大きな判断には間違いはなかったと考えて、少しの金利の変化は気にしないようにするのがよろしいと思います。
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