贈与とペアローン 質問者 ちかこさん 2015年5月15日
土地と建物(合計6000万円)を購入する際に、自分達の預金と親から借りて頭金を作り、金融機関で住宅ローン(フラット35)を組もうと考えています。
共働きですが、私が昨年から産休に入っており今年の所得税が0円になる見込みです。
また、親からMAX900万円貰えそうですが、これから住宅を建てるので来年の3月15日までに完成しない可能性があるので、贈与ではなく借入にしようと考えています。
上記の状況を踏まえて、下記の質問をさせてください(初歩的な質問ですいません)。宜しくお願いします。
【1】親から住宅購入資金の一部を借り入れたとしても、金融機関の住宅ローン分は 住宅ローン控除は適用されますでしょうか?
【2】親から贈与を受けた段階では年内での入居を想定していたが、実際は家の完成 が来年の3月15日以降になってしまった場合、住宅購入資金の贈与の非課税は対象外 となりますでしょうか?
【3】親から借入れをする場合、妥当な金利と期間はどれくらいでしょうか?
また、
印紙を貼る・公正証書にする等、どこまで書類のフォーマルさを求められますでしょうか?
(母親の年は50代半ばです)
【4】私が連帯債務者としてフラット35を組もうと考えていますが、現在育休中・今
後10年以内にもう1回産休をとる予定です。
住宅ローン控除を最大限活かすには、私は頭金だけ入れて(親からの借入と合わせて
1000万円程度)、夫のみで住宅ローンを借りた方がいいのでしょうか?
それとも、私
も連帯債務者として住宅ローンの半分または一部(頭金1000万円入れたとしたら、ローン分は1000〜2000万円程度)を受けた方がいいのでしょうか? (5000万円程度であれば夫単独で借入はできます)
ご回答宜しくお願いします
質問投稿先 無料WEB相談
贈与とペアローン 回答者 FP鈴木 美和子
ちかこさん、住宅購入にあたって、ご両親から資金を贈与してもらうか、 借入するか、また育休中の住宅ローンについてのご相談ですね。
まだお母様から贈与をうけていないという前提で回答いたします。
ひとつづつ、ご質問に回答していきますね。
【1】親から住宅購入資金の一部を借り入れたとしても、金融機関の住宅ローン分は 住宅ローン控除は適用されますでしょうか?
・・・親からの借入をうけていても、問題ありません。
金融機関の住宅ローン分は住宅ローン控除の適用になります。
【2】親から贈与を受けた段階では年内での入居を想定していたが、実際は家の完成 が来年の3月15日以降になってしまった場合、住宅購入資金の贈与の非課税は対象外 となりますでしょうか?
・・・もしお母様から贈与を今年受けたとして、来年3月15日までに棟上げ式程度まで建築ができていなかった場合、住宅購入資金の贈与の非課税は対象外になります。
この場合、通常の贈与税の年110万円のみが非課税額となり、差額は贈与税の対象となります。
【3】親から借入れをする場合、妥当な金利と期間はどれくらいでしょうか?
また、
印紙を貼る・公正証書にする等、どこまで書類のフォーマルさを求められますでしょうか?
(母親の年は50代半ばです)
・・・妥当な金利として公には公開されておりませんが、たとえば0.1%などの明らかに安すぎる金利でなければ、問題ないようです。現在金利自体がかなり安い状況ですのでたとえばですが、0.5%等であれば3年固定の住宅ローン金利と同等ですので、 問題ないのではないでしょう。
もし無利子で貸してもらったとしても、国税庁のホームページで以下のような回答が ありますので、ご参考にされてください。 http://www.nta.go.jp/taxanswer/zoyo/4420.htm
期間についてですが、通常の住宅ローン借り入れで考えた場合、融資申込時の年齢から80歳となるまでの期間が最長の返済期間となりますので、おおむねお母様が80歳に到達するまでの期間が借入期間と考えてみれば、よろしいかと思います。
このあたりは正確にということであれば、最寄りの税務署にご確認ください。
借用書は日付と金額と返済方法が記載してあれば、公正証書までにしていなくても問題ないと思われますが、いざというときは公正証書のほうが、効力はあります。
印紙はなるべく貼っていただき、署名捺印をしておきましょう。
返済は通常の住宅ローンと同じように、毎月きちんと返済しましょう。
毎月の返済履歴が
通帳に残ることで、贈与でなく借入であった証拠となります。
【4】私が連帯債務者としてフラット35を組もうと考えていますが、現在育休中・今
後10年以内にもう1回産休をとる予定です。
住宅ローン控除を最大限活かすには、私は頭金だけ入れて(親からの借入と合わせて
1000万円程度)、夫のみで住宅ローンを借りた方がいいのでしょうか?
それとも、私も連帯債務者として住宅ローンの半分または一部(頭金1000万円入れたとしたら、
ローン分は1000〜2000万円程度)を受けた方がいいのでしょうか? (5000万円程度であれば夫単独で借入はできます)
・・・
ちかこさんのご夫婦の詳しい状況がわからないため、どういう借入の仕方が一番ちかこさんご夫婦にとって得になるかわかりません。
一般的にいえば、ご主人一人の収入で、住宅ローン控除の全額を控除可能であれば、
ちかこさんが産休・育休中にうけとれない減税分をご主人が受け取れるので
得になると思われます。
ちなみに5000万円の借り入れであれば、一般住宅の場合の住宅ローン控除であれば年40万円まで、 認定住宅の特例を使えるのであれば年50万円までの控除となりますので、一般住宅の場合であれば、ちかこさんと二人で借り入れる住宅ローンを分け合った方が得になる可能性もあります。
可能であれば弊社の相談会にご応募ください。
相談会であれば、ちかこさんご夫婦にとって一番おとくな借入の仕方や、有利な返済方法など、お役にたつ情報を提供できると思います。
回答内容に対する、返信は下記フォームよりお願いします。
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