繰り上げ返済と住宅ローン減税 質問者 ラッシーさん 2013年8月18日
はじめまして。 今、繰り上げ返済と住宅ローン減税、どちらのほうが返済金額が少ないのか悩んでいます。
繰り上げ返済するとしたら年100万円つ゛つを考えております。
どのタイミングから繰り上げ返済をすればよいのか、アドバイスお願い致します。
・借入金額2200万円
・返済期間20年
・返済開始2013年10月
・固定金利0.775%
・ボーナス払いなし
質問投稿先 無料WEB住宅ローン相談
繰り上げ返済と住宅ローン減税 回答者 FP熊谷
ラッシーさん、こんにちは。
住宅ローンの繰り上げ返済の質問についてお答えします。
2013年度の住宅ローン減税ですが、年末残高の1%(最大年20万円まで、長期優良住宅は最大年30万円まで)が住宅ローン控除対象になります。
シュミレーションは、一般住宅の場合でご案内します。
それでは、繰り上げ返済と住宅ローン減税、どちらを優先させるべきか、記載内容で、概算値のシュミレーションをご案内します。
<毎年1月に100万円繰上げ返済をする場合>
年度 | 年末残高 | 住宅ローン減税額 |
平成25年末 | \21,740,000 | \200,000 |
平成26年末 | \19,770,000 | \197,700 |
平成27年末 | \17,780,000 | \177,800 |
平成28年末 | \15,750,000 | \157,500 |
平成29年末 | \13,690,000 | \136,900 |
平成30年末 | \11,600,000 | \116,000 |
平成31年末 | \9,580,000 | \95,800 |
平成32年末 | \7,520,000 | \75,200 |
平成33年末 | \5,440,000 | \54,400 |
平成34年末 | \3,320,000 | \33,200 |
繰り上げ返済軽減額 837、146円
住宅ローン減税合計額 1、244、500円
<合計額 2、081、646円>
<住宅ローン減税終了後1、000万円繰上げ返済する場合>
年度 | 年末残高 | 住宅ローン減税額 |
平成25年末 | \21,740,000 | \200,000 |
平成26年末 | \20,720,000 | \200,000 |
平成27年末 | \19,690,000 | \196,900 |
平成28年末 | \18,650,000 | \186,500 |
平成29年末 | \17,600,000 | \176,000 |
平成30年末 | \16,550,000 | \165,500 |
平成31年末 | \15,480,000 | \154,800 |
平成32年末 | \14,410,000 | \144,100 |
平成33年末 | \13,330,000 | \133,300 |
平成34年末 | \12,240,000 | \122,400 |
繰り上げ返済軽減額 497、178円
住宅ローン減税合計額 1、679、500円
<合計額 2、176、678円>
シュミレーション結果では、概算値ですが、住宅ローン減税終了後に、繰り上げ返済をしていくほうが、よりお得な方法のようです。
金利は、固定金利0.775%と記載がありましたが、20年固定の水準としては、低いので、変動金利や当初固定金利などの記載ミスでしょうか。
そうであれば、上記注意点として、金利上昇時には、住宅ローン減税中でも繰り上げ返済をしたほうが優位な可能性もあるのでご注意ください。
繰り上げ返済と住宅ローン減税 質問者 ラッシーさん
ありがとうございます。
間違っていました金利変動で0.875%でした。
すいません。
もう一度上記の金利でシュミレーションお願いします。
また、金利何%になった場合繰り上げを実施したらよいかアドバイスお願いします。
何度も申し訳ありません。
繰り上げ返済と住宅ローン減税 回答者 FP熊谷
変動金利0.875%の場合で確認してみましたが、やはり、住宅ローン減税を受け取る方がメリットが高いようです。
金利が何%になったら、繰り上げ返済をしたほうが良いのかという点ですが、結論から言うと、金利上昇の時期により、分岐点が変わるので、一概に何%だったらとは言えません。
ただ、今後の動向に注意しながら、金利上昇の場面になったら、弊社でも有料相談を行っておりますのでご活用ください。
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