繰り上げ返済をいつするべきか 質問者 ダーマツさん 2013年9月3日
はじめまして。アドバイスよろしくお願いいたします。
長期優良住宅に入居し、本年7月から
借入金額:3000万円、
返済期間:30年、
金利タイプ:変動金利0.875%
元金均等返済
で住宅ローンが始まりました。
〇今年の8月に保有していた金融資産が満期を迎え、すぐに約450万円の繰り上げ返済が可能です。
〇また、3年後にも金融商品が満期を迎え、約270万円の繰り上げ返済が可能です。
〇さらに、10年後には、280万円の繰り上げ返済を考えております。
10年間で少なくとも1000万円を繰り上げ返済することが可能です。
そこで、上記のとおり繰り上げ返済を行うか、10年間住宅ローン減税を受けた後、10年後に1000万円を一括して繰り上げ返済する方が有利か、アドバイスお願いいたします。
また、仕事先で
〇 年利1.2%の貯蓄型の金融商品に加入することが可能です。
より良い資産形成のためのアドバイスよろしくお願いいたします。
質問投稿先 無料WEB住宅ローン相談
繰り上げ返済をいつするべきか 回答者 FP熊谷
ダーマツさん、こんにちは。
住宅ローンの繰り上げ返済の質問についてお答えします。
2013年度の住宅ローン減税ですが、年末残高の1%(長期優良住宅は最大年30万円まで)が住宅ローン控除対象になります。
それでは、繰り上げ返済と住宅ローン減税、どちらを優先させるべきか、記載内容で、概算値のシュミレーションをご案内します。
<今年450万円・3年後270万円・10年後280万円で繰上げ返済をする場合>
年度 | 年末残高 | 住宅ローン減税額 |
平成25年末 | \25,000,000 | \250,000 |
平成26年末 | \24,000,000 | \240,000 |
平成27年末 | \23,000,000 | \230,000 |
平成28年末 | \19,330,000 | \193,300 |
平成29年末 | \18,330,000 | \183,300 |
平成30年末 | \17,330,000 | \173,300 |
平成31年末 | \16,330,000 | \163,300 |
平成32年末 | \15,330,000 | \153,300 |
平成33年末 | \14,330,000 | \143,300 |
平成34年末 | \13,330,000 | \133,300 |
繰り上げ返済軽減額 1、860、167円
住宅ローン減税合計額 1、863、100円
<合計額 3、723、267円>
<住宅ローン減税終了後1、000万円繰上げ返済する場合>
年度 | 年末残高 | 住宅ローン減税額 |
平成25年末 | \29,500,000 | \295,000 |
平成26年末 | \28,500,000 | \285,000 |
平成27年末 | \27,500,000 | \275,000 |
平成28年末 | \26,500,000 | \265,000 |
平成29年末 | \25,500,000 | \255,000 |
平成30年末 | \24,500,000 | \245,000 |
平成31年末 | \23,500,000 | \235,000 |
平成32年末 | \22,500,000 | \225,000 |
平成33年末 | \21,500,000 | \215,000 |
平成34年末 | \20,500,000 | \205,000 |
繰り上げ返済軽減額 1、352、549円
住宅ローン減税合計額 2、500、000円
<合計額 3、852、549円>
シュミレーション結果では、概算値ですが、住宅ローン減税終了後に、繰り上げ返済をしていくほうが、よりお得な方法のようです。
ただし、シュミレーションは、住宅ローン減税が全額対象として、金利上昇のない場合です。
余剰金を運用させることで、よりメリットは高くなりますが、金利上昇の際に、デメリットにならないような、流動性の高い(短期間で解約できるような)金融商品であるならば仕事先の金融商品を住宅ローン減税後まで活用するのは良い案だと思います。
繰り上げ返済をいつするべきか 質問者 ダーマツさん
ご回答ありがとうございます。
このサイトの例を見て、私の場合、10年間住宅ローン減税を受けた後、10年後に繰り上げ返済するのが
ベストではないか。
とは、感じてはいましたが、個別案件にお答えいただき、
それを確信に変えることができました。
ありがとうございました。
さて、可能であれば、追加でアドバイスお願いいたします。
前回メールさせていただい件で、住宅ローンを組んだんですが、
借りすぎのため、100万円を繰り上げ返済という形で9月中に返済
しなければなりません。
そこで、繰り上げ返済にあたって、
〇 期間短縮か、返済額の減額か
について迷っています。
住宅ローン減税がなければ、迷わず期間を短縮する方が
利息の減額幅が大きいので、期間短縮を選びます。
ただ、住宅ローン控除額の年の減少、10年間余剰金を
仕事先の金融商品(流動性あり。短期間で現金化可能)で
運用することを考えるとどちらが得になるのか、悩んでいます。
よろしくお願いいたします。
繰り上げ返済をいつするべきか 回答者 FP熊谷
追加のご質問の件です。
今年の9月に100万円の繰り上げ返済をする場合、「期間短縮型」か「返済額軽減型」のどちらで繰り上げ返済をする方がお得か、という内容でよろしいでしょうか?
「期間短縮型の場合」
・住宅ローン繰り上げ返済利息軽減額 256、296円
・住宅ローン減税額 2、400、000円
・合計 2、656、296円
「返済額軽減型の場合」
・住宅ローン繰り上げ返済利息軽減額 130、524円
・住宅ローン減税額 2、414、700円
・合計 2、545、224円
となり、「期間短縮型」の繰り上げ返済が優位なようでした。
回答内容に対する、返信は下記フォームよりお願いします。
※返信用フォームには、本人になりすましての返信を防止するため、ご質問申し込みフォームと同一のメールアドレスを入力してください。
メールアドレスが、不一致の場合には返信を致しません。
住宅相談FPサポートセンターでは、住宅購入時・住宅ローンの見直しなどで、ご相談者の立場に立った、完全中立的立場より、住宅相談の経験豊富なファイナンシャルプランナー(CFP資格者)がご相談にお答えします。
<お得な相談方法>
住宅購入相談、住宅ローン相談は、相談会に参加するとお得!
住宅購入・住宅ローン相談会詳細はこちら
住宅ローン借り換え相談をお得に利用できる相談会を開催しています。
通常33,000円(消費税込)の相談料金が、11,000円(消費税込)の参加費だけでご利用可能です。
住宅ローン借り換え相談会はこちらから
失敗しない住宅購入の方法が学べる、WEBレッスン!
住宅購入WEBレッスンはこちら
失敗しない住宅ローン借り換えの方法が学べる、WEBレッスン!
住宅ローン借り換えWEBレッスンはこちら
出張相談対応エリア: 東京都・埼玉県・神奈川県・千葉県
(その他のエリアにつきましても、当事務所のファイナンシャルプランナーや、信頼できる提携ファイナンシャルプランナーが対応出来る場合もありますので、お声掛けください)
住まいづくりのトータルサポート
「住宅ローン」「資金計画」「ハウスメーカー選び」「ライフプラン」などトータルでアドバイスします。
【詳細はこちら】
住宅ローンの借り換え相談で100万円以上の節約も可能!!金融機関選び、金利タイプの選択など経験豊富なFPにお任せください。 【詳細はこちら】
不動産投資をこれから考えている方。
リスクを減らし、最大限の高効率な不動産投資を実現するお手伝いをします。
【詳細はこちら】
サイトメニュー
相談メニュー
トピックス
埼玉県 イベント
東京 日本橋 イベント
大阪 イベント
無料WEB住宅ローン相談
住宅選びお役立ち情報