繰り上げ返済と住宅ローン減税 質問者 もるこさん 2013年11月21日
当初借入時期 平成25年1月
10年固定で23年ローンを組みました。
・借り換え時期 平成35年1月
・最終回返済日 平成47年12月
・金利 当初10年は 1.45% その後は店頭の基準金利より1%引き
・借入額 19,000,000円
・返済額 毎月7万円(ボーナス払い年2回あり、1回につき6万円)
・予定残額 2013年12月末 1800万円
今、繰り上げ返済で500万円するか、住宅ローン減税終了後の10年後にまとめて500万円繰り上げ返済したほうが得なのか迷っています。
シミュレーションお願い致します。
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繰り上げ返済と住宅ローン減税 回答者 FP熊谷
もるこさん、こんにちは。
住宅ローンの繰り上げ返済の質問についてお答えします。
平成25年度の住宅ローン減税は、年末残高2、000万円までの1%が控除対象なので、今回は、借入額全額が減税対象になるとしてご案内します。
それでは、繰り上げ返済と住宅ローン減税、どちらを優先させるべきか、概算値のシュミレーションをご案内します。
シュミレーションの条件は、次の2パターンで比較しています。
1.今すぐ500万円を繰り上げ返済する場合
2.住宅ローン減税終了後に、500万円を繰り上げ返済する場合
<今すぐ500万円を繰り上げ返済をする場合>
繰り上げ返済軽減額 1、511、951円
住宅ローン減税合計額 982、200円
<合計額 2、494、151円>
<住宅ローン減税終了後に500万円を繰り上げ返済する場合>
繰り上げ返済軽減額 735、653円
住宅ローン減税合計額 1、496、400円
<合計額 2、232、053円>
シュミレーション結果では、今すぐ繰り上げ返済をする方が、より有利なようではあります。
ただし、一度繰り上げ返済をしてしまうと、当然ですが他の目的に使用できなくなるので、手元資金が、今後の支出に備えることができているかはしっかりと確認してください。
また、今回の場合では、一部安全な運用商品を取り入れることで、10年後に繰り上げ返済をした場合、運用益が、今すぐ繰り上げ返済をする場合の利息軽減額のメリットを上回る可能性もあるので、手元で増やす方法も検討されると良いかもしれません。
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