住宅購入を考える前に、まずはじっくり考えていきましょう。
あなたはどういう家に住みたいと思っていますか?
仕事の通勤に便利な通勤駅に近いマンション、少し通勤に時間がかかっても、子どもたちが安心して遊べる庭付きの一戸建て、いろいろイメージを膨らませてみてください。
まずは理想を描いてみて、自分が本当に求めているものを把握してみましょう。
あなたはどんな部屋が欲しいですか?
自分のプライベートルーム、夫婦のゆったりした寝室、いつでもお客様をもてなせる応接室、くつろげる台所とリビング、手入れの行き届いた庭やベランダ。
子どもたちに個室をあげたいなら、部屋数も最初の想定より増えるかもしれません。
最近はペットのために、子供同様に個室を準備するご家庭もあります。
ご家庭にはそれぞれの事情があり、長い人生の中ではさまざまな要因が生活に絡んできます。
たとえばご両親とは今は別居しているかもしれませんが、将来同居を考えているなら家を二世帯住宅にしてしまうという選択もあるでしょう。
バリアフリーも考える必要があるかもしれません。
実家が別にあるので将来はそちらに移り住むのであれば、今回購入した家は将来売却になるかもしれないので、売りやすいレイアウトにすることも考えられます。
子どもたちが育ったら余ってしまう子ども部屋、たとえば子ども二人の部屋を間仕切り部屋にしておいて、一人巣立った後は残ったお子さんの部屋を広くしてあげる、なども考えられますね。
もし自分が年を取って階段が上がれなくなったり、介護のときのために将来エレベーターをつけられるような家の構造にするなど、様々な家の案が浮かんでくるでしょう。
ひとくくりに家といってもいろいろな種類があります。
たくさんの世帯が集合して住むマンション、住宅販売会社などが建てた建売の住宅、あなたの望んでいる細かい注文に応じて個別に家を設計してくれる注文住宅があります。それぞれの違いについてみていきましょう。
@マンション
集合住宅であるマンションは、セキュリティ面も安心で、旅行に行っても比較的泥棒などに入られにくく安全です。
共用部の掃除や管理は管理会社がやってくれるので生活面の面倒が少なく、ゴミ出しも楽であったり、構造もしっかりしており、多くの利便性があります。窓拭きなども一度に依頼するため、安くやってもらうことができます。
配水管洗浄なども定期的に回ってきますので、うっかり何年もし忘れるということがありません。
駅やスーパーが近かったり、眺望もよいマンションも多いでしょう。
住み替えもしやすく、同一条件下では建売住宅や注文住宅より安く住むことができます。
デメリットとしては、上下間の部屋の騒音などに気をつかったり、ベランダは共用部なので基本的には物を置けませんし、家の構造に影響をおよぼすようなリフォームはできません。
管理組合の理事が順番で回ってくることや、マンションによってはエレベーターが少なく、朝の通勤のエレベーター待ちでイライラするかもしれません。
マンション内で何かを変更しようとしても総会決議が必要になることもあります。
管理費・修繕費・駐車場代が住んでいる限りかかるところもデメリットです。
A建売住宅
家族だけの住まいなので、よほどの騒音でない限り、まわりに気を遣う必要がありません。
土地も含めて自分の資産なのでマンションより資産価値が高くなります。
マンションのように毎月の管理費や修繕費はかかりません。
購入後は自由に家の中や庭をアレンジすることができます。
家の庭に車を駐車できれば、駐車場代がかかりません。
デメリットとしては、セキュリティ面は自分で守る必要があります。
長期の旅行時の防犯対策など気を遣います。
家の修繕やリフォームは自分しだいなので自由にできますが、費用はマンションのように割り勘ができないため高くつきます。
光熱費や固定資産税もマンションよりも高くなりがちです。
ゴミ出しに気を遣ったり、庭の草むしりなども自分でやることになります。
場所が駅から離れる場合も多く、通勤に時間がかかることもあります。
B注文住宅
家を設計するところから作るので、希望のレイアウトにすることができます。
こだわりの材料を使ったり、夢を一番かなえられるのが注文住宅です。
基本的にメリット、デメリットは建売住宅と同様です。
デメリットとしては、マンションや建売に比べて設計段階から依頼するため、一番費用がかかるといってよいでしょう。
特殊な材料を使った場合、将来のメンテナンスやリフォームも高めに掛かる可能性があります。
家が建つまでに時間がかかり、途中途中で発生する費用が住宅ローンとしてまとめて借り入れられない場合があります。
資金の準備は用意周到に計画しておく必要があります。
自分の思い描く物件は実際いくらいぐらいで売っているのか調べてみましょう。
物件価格は同じような間取りの家であっても、最寄り駅がどこであるか、駅からどれくらい離れているかなど、さまざまな要因で金額はそれぞれ異なります。
今まで住んでいる場所の近くであるとか、通勤に便利、両親に近い駅など、住みたい最寄り駅が決まっていれば主要な検索サイトなどを使って、おおよその物件価格を把握しておくと良いでしょう。
・at home http://www.athome.co.jp/
・Home's http://www.homes.co.jp/
・SUUMO(スーモ) http://suumo.jp/
・ヤフー不動産
http://contents.realestate.yahoo.co.jp/new/mansion/hub01/
index.html?sc_out=m_db_listing_g_yahoo_00239660
・HOME ADPARK http://home.adpark.co.jp/
・MAJOR7 http://www.major7.net/
・不動産なび http://www.misawa-mrd.com/
・センチュリー21不動産総合サイト http://www.century21.jp/
・O-uccino(オウチーノ) http://www.o-uccino.jp/
・家選びネット http://www.ie-erabi.net/
・pitat.com http://www.pitat.com/
・@nifty不動産 http://myhome.nifty.com/
・スマイティ http://sumaity.com/
・goo 住宅・不動産 http://house.goo.ne.jp/
物件価格を調べてみて、もし予算がオーバーしていたり、思ったより間取りの小さい家になってしまう場合などは、中古物件を選ぶという方法もあります。
中古はちょっと、と思う方もいるでしょう。
しかし前の持ち主が、住宅を買って長期間住まずに、築浅の状態で売却される方もいます。
新築の家を買ってすぐに売っても、同じ価格では売れないので、まだ年数のたっていない中古物件は、新築を買うよりオトクに買えることが多いです。
また、かなり古い物件であっても、立地がとてもいいということで選ぶ方もいます。
中古を買う場合の注意点は2つあります。
1つめは新築年が1981年以降に作られた物件をなるべく選ぶこと。
1981年に耐震基準の大きな見直しがあり、それ以降に建てられた物件は新耐震基準同様の耐震性能を持っています。ただ1981年以前に建てられたものでも耐震補強工事を行っていれば、新耐震基準同様の耐震性能はもっていると思われます。
2つめは受け渡しになる物件がリフォームされているのか、自分でリフォームする必要があるのかどうかです。
リフォームをご自身でされるなら、その費用も上乗せして購入価格としてみる必要があります。
サイトメニュー
相談メニュー
トピックス
埼玉県 イベント
東京 日本橋 イベント
大阪 イベント
無料WEB住宅ローン相談
住宅選びお役立ち情報